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英語教師・教育業界で働く完全ガイド

英会話スクール講師の仕事内容と給与相場

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年2月25日更新日:2026年2月28日
英会話スクール講師の仕事内容と給与相場

英会話スクール講師の仕事内容、雇用形態別の給与相場(正社員・パート・フリーランス)、必要な資格、キャリアアップ方法を徹底解説。平均年収363万円の内訳から、年収500万円以上を目指す方法まで外国人講師向けに詳しく紹介します。

英会話スクール講師の仕事内容と給与相場【2026年最新版】

英会話スクール講師として働くことに興味はありませんか?日本では英語教育の需要が年々高まっており、外国人にとって英会話講師は最もアクセスしやすい職種の一つです。しかし、実際の仕事内容や給与相場、必要な資格について正確に把握している方は意外と少ないものです。

この記事では、英会話スクール講師の具体的な仕事内容から給与の相場、キャリアアップの方法まで、英語教師・教育業界で働くことを検討している方に向けて徹底解説します。これから日本で英会話講師を目指す方はもちろん、すでに講師として働いている方のキャリア設計にも役立つ情報をまとめました。

英会話スクール講師の主な仕事内容

英会話スクール講師の仕事は、単にレッスンを行うだけではありません。幅広い業務を担当することになります。

レッスンの実施

最も重要な業務は、生徒への英会話レッスンの提供です。対象は幼児から高校生、社会人まで幅広く、生徒の年齢やレベルに応じた指導が求められます。クラスサイズは通常1〜10名程度で、マンツーマンレッスンから少人数グループレッスンまで様々です。

レッスン準備とカリキュラム作成

各レッスンの準備として、教材の選定、レッスンプランの作成、教材のカスタマイズなどを行います。生徒一人ひとりの英語力やニーズに合わせたカリキュラムを作成し、効果的な学習体験を提供することが重要です。

生徒管理とフィードバック

レッスン後には生徒の進捗状況を記録し、定期的にフィードバックを提供します。子供向けクラスの場合は保護者への報告も重要な業務です。生徒のモチベーションを維持し、学習目標の達成をサポートする役割も担います。

イベント企画・運営と事務作業

多くの英会話スクールでは、ハロウィンやクリスマスなどの季節イベントの企画・運営も講師の業務に含まれます。また、新規生徒の勧誘や体験レッスンの実施、スクールのプロモーション活動に参加することもあります。

雇用形態別の給与相場

英会話スクール講師の給与は、雇用形態によって大きく異なります。以下の表で詳しく比較してみましょう。

雇用形態月給・時給年収目安特徴
正社員(未経験)月給18〜23万円約250〜300万円社会保険完備、安定した収入
正社員(経験者)月給25〜50万円約350〜600万円スキル・経験で大きく差がつく
契約社員月給16〜25万円約200〜300万円期間限定、更新の可能性あり
アルバイト・パート時給1,200〜3,000円約200〜300万円柔軟な勤務時間
フリーランス時給2,000〜5,000円約300〜800万円自由度が高いが不安定

求人ボックスのデータによると、英会話講師の平均年収は約363万円で、月給換算で約30万円です。初任給は24万円程度が一般的な相場となっています。

大手英会話チェーン(ECC、AEON、ベルリッツなど)のフルタイム講師の場合、月給25万〜28万円程度が標準的です。マネージャー職まで昇格すると、年収400〜500万円まで上がることもあります。日本での給料・年収・待遇について詳しくは関連記事もご覧ください。

英会話講師になるための資格と条件

英会話講師になるために法的に必須の資格はありませんが、実際に採用されるためには一定の条件を満たす必要があります。

英語力の証明

多くの英会話スクールでは、以下のような英語資格を応募条件として設定しています。

  • TOEIC 800点以上:最も一般的な基準
  • 英検準一級以上:特に日本人講師に求められることが多い
  • TOEFL iBT 80点以上:大学レベルの英語力の証明
  • ネイティブスピーカー:母語話者の場合は資格不要のケースも

資格・スキルアップに関する詳細な情報は、こちらの記事で確認できます。

TEFL/TESOL資格

外国人講師の場合、TEFL(Teaching English as a Foreign Language)やTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)の資格を取得していると、採用で有利になります。120時間以上のTEFLコースの修了が多くのスクールで推奨されています。

ビザの要件

日本で英会話講師として働くためには、適切な在留資格が必要です。一般的には「技術・人文知識・国際業務」ビザが必要となります。このビザの取得には、通常4年制大学の学位が求められます。在留資格・ビザの基礎知識技術・人文知識・国際業務ビザについて詳しくはこちらをご覧ください。

英会話スクールの種類と特徴

日本の英会話スクールには様々な種類があり、それぞれ働き方や条件が異なります。

大手英会話チェーン

ECC、AEON、ベルリッツ、NOVA、GABAなどの大手チェーンは、全国に教室を展開しています。安定した給与と福利厚生が魅力ですが、カリキュラムやレッスン方法が決められていることが多く、自由度は限られます。

個人経営の英会話スクール

オーナーが個人で運営するスクールでは、比較的自由度が高く、レッスン内容を講師の裁量で決められることが多いです。ただし、給与面では大手に劣る場合があります。

オンライン英会話

近年急速に拡大しているオンライン英会話では、在宅勤務が可能で通勤の負担がありません。時給は1,000〜2,500円程度で、レッスン数に応じた報酬形態が一般的です。リモートワークを希望する方には適した選択肢です。

子供向け英会話スクール

幼児〜高校生を対象としたスクールでは、ECCジュニアのような教室が全国各地にあります。歌やゲームを取り入れたレッスンが中心で、子供と接するのが好きな方に向いています。

キャリアアップの方法と将来性

英会話講師のキャリアパスは多様で、努力次第で大きく収入を伸ばすことができます。

管理職・マネージャー職への昇進

スクール内で実績を積むことで、教室長やエリアマネージャーへの昇進が可能です。管理職になると年収400〜500万円も見込め、キャリアアップ戦略を計画的に進めることが重要です。

フリーランス講師への転身

独立してフリーランスの英会話講師になると、時給2,000〜5,000円以上も可能です。自分で生徒を集める必要がありますが、時間の自由度と収入の上限が大きく広がります。フリーランスとして日本で働く方法についても参考にしてください。

専門分野の開拓

ビジネス英語、医療英語、法律英語など、専門分野に特化することで差別化を図り、より高い報酬を得ることができます。企業向け語学研修講師として活動すれば、時給5,000円以上も珍しくありません。

教材開発・教育コンサルティング

経験を積んだ後は、教材開発や英語教育コンサルタントとしてのキャリアも選択肢に入ります。教育系企業や出版社での勤務、あるいは自身でオンラインコースを開発することも可能です。

英会話講師として成功するためのポイント

英会話講師として長く活躍するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

コミュニケーション能力を磨く

英語力だけでなく、生徒との信頼関係を築くコミュニケーション能力が重要です。特に日本では、ビジネスマナーや文化への理解が信頼獲得の鍵となります。

日本語力を向上させる

日本語能力が高い講師は、初心者レベルの生徒にも分かりやすく指導でき、採用面でも有利です。JLPT N2以上を目指すと良いでしょう。

継続的なスキルアップ

TEFL上級資格の取得やワークショップへの参加など、常に教授スキルを向上させる姿勢が大切です。最新の教育メソッドやテクノロジーを取り入れることで、レッスンの質を高められます。

ネットワークを広げる

外国人コミュニティや教育業界のネットワークに参加することで、新しい仕事の機会や情報を得ることができます。

英会話講師の勤務条件と注意点

英会話講師として働く前に、以下の勤務条件や注意点を理解しておきましょう。

勤務時間の特徴

英会話スクールの多くは夜間や週末がメインの営業時間です。生徒の多くが学校や仕事の後にレッスンを受けるため、13:00〜21:00のシフトが一般的です。土日祝日の勤務が必要なことも多い点は覚えておく必要があります。

福利厚生について

大手チェーンの正社員の場合、社会保険、有給休暇、住宅手当、交通費支給などの福利厚生が整っています。一方、パートやフリーランスの場合は自身で税金・社会保険を管理する必要があります。

契約時の注意点

契約内容は細かく確認しましょう。特に競業避止義務(同業他社への転職制限)、レッスン時間外の業務に対する報酬、更新条件などは重要です。労働法・職場の権利についても事前に理解しておくことをおすすめします。

まとめ:英会話講師は外国人にとってやりがいのある仕事

英会話スクール講師は、外国人が日本で働く際の有力な選択肢です。平均年収は約363万円と決して高くはありませんが、キャリアアップや専門化によって年収500万円以上を目指すことも十分可能です。

英語力を活かしながら日本の文化に触れ、生徒の成長を見守るやりがいのある仕事です。まずは日本での就職活動の全体像を把握し、求人サイト・転職エージェントを活用して、あなたに合った英会話スクールを見つけてください。

これから英会話講師を目指す方は、TEFL資格の取得や日本語力の向上にも取り組み、競争力のある人材を目指しましょう。

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、J*(日本企業)・A*(外資系企業)で11年の実務経験。外国人の日本就労情報を発信。

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