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IT・エンジニアとして日本で働く完全ガイド

リモートワーク可能なIT求人の探し方

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年2月25日更新日:2026年2月28日
リモートワーク可能なIT求人の探し方

外国人ITエンジニア向けにリモートワーク可能な求人の見つけ方を徹底解説。おすすめ転職サイト・エージェント比較、フルリモート求人の探し方ステップ、面接対策、注意点まで完全網羅。日本でリモートワークを実現するための実践ガイドです。

リモートワーク可能なIT求人の探し方

日本でITエンジニアとして働く外国人にとって、リモートワークは場所の制約を超えて理想の職場環境を手に入れるチャンスです。総務省のデータによると、日本企業の約28%がテレワークを導入しており、特にIT業界ではフルリモート求人が最も多い分野の一つとなっています。しかし、リモートワーク可能な求人を効率的に見つけるには、正しい探し方とポイントを押さえることが重要です。

この記事では、外国人IT人材がリモートワーク求人を見つけるための具体的な方法、おすすめの転職サービス、注意点を詳しく解説します。

リモートワーク求人が多いIT職種と特徴

IT業界の中でも、リモートワークに適した職種とそうでない職種があります。まずは、リモートワーク求人が多い職種を把握しておきましょう。

リモートワークに最も適しているのは、Webエンジニア、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアなどの開発系職種です。コードの作成やレビューはオンラインで完結するため、フルリモートの求人が豊富にあります。また、データサイエンティストやAIエンジニアも、分析作業がパソコン1台で完了するため、リモートワーク向きの職種です。

一方で、インフラエンジニアやネットワークエンジニアは物理的なサーバーやネットワーク機器の操作が必要な場合があり、完全なリモートワークが難しいケースもあります。ただし、クラウドインフラの普及により、AWSやGCPを扱うクラウドエンジニアはフルリモートで働けるポジションが増えています。

職種リモート適性求人の多さ必要スキル
Webエンジニア(フロント/バック)★★★★★非常に多いJavaScript, React, Python, Ruby
データサイエンティスト★★★★★多いPython, SQL, 機械学習
モバイルアプリ開発★★★★☆多いSwift, Kotlin, Flutter
UI/UXデザイナー★★★★☆やや多いFigma, Adobe XD
クラウドエンジニア★★★★☆増加中AWS, GCP, Azure
プロジェクトマネージャー★★★☆☆やや多いアジャイル, スクラム
インフラエンジニア(オンプレ)★★☆☆☆少ないLinux, ネットワーク
QAエンジニア★★★★☆やや多いテスト自動化, Selenium

IT業界全体としてリモートワークの普及は進んでおり、dodaの調査によると15,000人のうち51.2%がリモートワークが許可されている環境で働いています。

おすすめの転職サイト・エージェント比較

リモートワーク可能なIT求人を効率的に探すには、適切な転職サービスを活用することが重要です。以下では、外国人ITエンジニアに特におすすめのサービスを紹介します。

総合転職サイト

dodaは、リモート可・在宅勤務の求人を11万件以上保有する大手転職サービスです。転職サイトとエージェントの両方の機能を持ち、営業・エンジニア・事務など幅広い職種をカバーしています。外国人にとっても使いやすいインターフェースが特徴です。

ITエンジニア特化型

Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、利用者の97%が希望企業への転職に成功しています(2025年6月時点)。リモートワーク対応の求人も豊富で、職種ごとに専門アドバイザーが在籍しています。

paiza転職はプログラミングスキルをベースにマッチングを行うサービスで、フルリモート制度のある企業を特集ページで簡単に見つけることができます。コーディングテストで自分のスキルを証明できるため、日本語力よりも技術力をアピールしたい外国人エンジニアに適しています。

リモートワーク専門

Remoguはリモートワーク専門の転職サービスで、フルリモート求人に特化しています。リモートワークに向いている職種の情報も充実しており、初めてリモートワークに挑戦する方のサポートも手厚いのが特徴です。

IT転職に関するより詳しい情報は、IT・エンジニアとして日本で働く完全ガイドもあわせてご確認ください。

リモートワーク求人を見つける具体的なステップ

効率的にリモートワーク求人を見つけるには、以下のステップを順番に実行していきましょう。

ステップ1:自分のスキルと希望条件を整理する

転職活動を始める前に、自分の技術スキル、経験年数、日本語レベル、希望する勤務形態(フルリモート、ハイブリッド、週何日出社可能か)を整理しましょう。これにより、自分に合った求人を効率的に絞り込めます。

ステップ2:複数の転職サービスに登録する

一つのサービスだけでなく、3〜4つの転職サイト・エージェントに登録することをおすすめします。それぞれのサービスで取り扱っている求人が異なるため、選択肢が広がります。

ステップ3:検索フィルターを活用する

求人検索の際は「リモートワーク」「在宅勤務」「テレワーク」「フルリモート」など、複数のキーワードで検索しましょう。企業によって使用する用語が異なるため、一つのキーワードだけでは見落としてしまう求人があります。

ステップ4:企業の公式サイトも確認する

大手転職サイトだけでなく、気になる企業の採用ページも直接チェックしましょう。転職サイトに掲載されていない独自求人が見つかることもあります。

ステップ5:転職エージェントに相談する

転職エージェントを活用することで、求人票だけではわからないリモートワークの実態(実際にどの程度リモートで働けるか、チームの雰囲気など)を教えてもらえます。特に外国人の場合、ビザの手続きサポートも受けられるエージェントを選ぶと安心です。

転職活動全般について詳しく知りたい方は、転職・キャリアアップ戦略完全ガイドをご参照ください。

リモートワーク求人を選ぶ際の注意点

リモートワーク可能と記載されている求人でも、実態はさまざまです。以下のポイントに注意して、自分に合った求人を見極めましょう。

「リモート可」の実態を確認する

求人票に「リモートワーク可」と書かれていても、実際には週1〜2日の出社が義務付けられているケースが少なくありません。面接時に以下の点を必ず確認しましょう。

  • リモートワークの頻度(フルリモート、週何日リモート可か)
  • 出社が必要なタイミング(ミーティング、チームイベントなど)
  • リモートワークの対象範囲(試用期間中は出社必須の場合もある)
  • 居住地の制限(同一都道府県内に限定される場合がある)

コミュニケーション体制を確認する

リモートワークでは対面のコミュニケーションが減るため、オンラインでの情報共有やチームワークの仕組みが整っているかが重要です。Slack、Microsoft Teams、Zoomなどのツールを日常的に活用しているか、定期的な1on1ミーティングがあるかなどを確認しましょう。

評価制度を確認する

リモートワークでは「プロセス」よりも「成果」で評価される傾向が強いです。成果ベースの評価制度が整っている企業を選ぶことで、外国人エンジニアでも公平に評価されやすくなります。

在留資格との整合性を確認する

外国人がリモートワークで働く場合、在留資格の就労条件と勤務形態が合致しているか確認が必要です。詳しくは在留資格・ビザの基礎知識完全ガイドをご確認ください。

外国人エンジニアがリモートワーク面接で成功するコツ

リモートワーク求人の選考では、通常の技術面接に加えて、リモートワークへの適性も評価されます。以下のポイントを押さえて面接に臨みましょう。

自己管理能力をアピールする

リモートワークでは、自分でスケジュールを管理し、締め切りを守る能力が求められます。過去にリモートで働いた経験や、個人プロジェクトを計画的に進めた実績があれば、積極的にアピールしましょう。

コミュニケーションスキルを示す

テキストベースのコミュニケーション(Slack、メールなど)で情報を正確に伝える能力は、リモートワークでは特に重要です。面接では、チャットやドキュメントでの情報共有に慣れていることを伝えましょう。

技術環境の準備を示す

安定したインターネット回線、適切なワークスペース、必要な開発環境が整っていることをアピールしましょう。オンライン面接そのものが、リモートワークへの適性を示す場でもあります。カメラの角度、音声品質、背景などにも気を配りましょう。

面接対策についての詳細は、面接対策・選考プロセス完全ガイドもご参照ください。

リモートワークに必要なスキルとツール

リモートワークを成功させるためには、技術スキルだけでなく、以下のようなツールやスキルが必要です。

必須のコミュニケーションツール

  • Slack - チームチャット、チャンネル管理
  • Microsoft Teams - ビデオ会議、ファイル共有
  • Zoom - オンラインミーティング
  • Google Workspace - ドキュメント共同編集

開発・プロジェクト管理ツール

  • GitHub / GitLab - ソースコード管理、コードレビュー
  • Jira / Asana - タスク管理、スプリント管理
  • Notion / Confluence - ドキュメント管理、ナレッジベース
  • Figma - デザインコラボレーション

セキュリティ関連

リモートワークではセキュリティ意識も重要です。VPNの利用、二段階認証の設定、業務データの適切な管理など、企業のセキュリティポリシーに従った作業環境を構築しましょう。

スキルアップについての詳しい情報は、資格・スキルアップ完全ガイドをご覧ください。

日本のリモートワーク市場の最新トレンド

日本のリモートワーク市場は、急速に変化しています。最新のトレンドを把握して、求人探しに活かしましょう。

総務省の調査によると、日本企業の約28%がテレワークを実施しており、この割合は年々増加しています。特にIT業界では、32.3%の企業が従業員の50〜80%をリモートで働かせているというデータもあります。

dodaの15,000人調査では、理想の働き方として41.5%がハイブリッドワークを希望し、19.7%がフルリモートを希望しています。完全な在宅勤務よりも、柔軟にオフィスと自宅を使い分けるハイブリッドモデルが主流になりつつあります。

外国人エンジニアにとって注目すべきトレンドとしては、地方在住でも東京の企業で働けるフルリモート求人の増加、グローバルチーム対応の企業の増加、そしてスタートアップ企業を中心としたリモートファーストの文化の浸透が挙げられます。

最新の業界動向については、外国人が活躍する業界トレンドも参考にしてください。

まとめ:リモートワーク求人を効率的に見つけるために

リモートワーク可能なIT求人を見つけるためのポイントをおさらいしましょう。

  1. 自分のスキルと希望条件を明確にする - 技術スキル、日本語レベル、勤務形態の希望を整理する
  2. 複数の転職サービスを併用する - 総合型、IT特化型、リモート専門サービスを組み合わせる
  3. 求人の実態を確認する - 「リモート可」の具体的な条件を面接で確認する
  4. コミュニケーションスキルを磨く - テキストベース、ビデオ会議でのコミュニケーション能力が重要
  5. セキュリティ意識を持つ - リモート環境でのセキュリティ対策を理解する

IT業界はリモートワーク求人が最も豊富な業界です。正しい情報と戦略を持って活動すれば、場所に縛られない理想の働き方を実現できるでしょう。

転職活動全般のサポートが必要な方は、求人サイト・転職エージェント活用ガイドもご確認ください。日本での就職活動の基本を知りたい方は、日本での就職活動完全ガイドをご参照ください。

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、J*(日本企業)・A*(外資系企業)で11年の実務経験。外国人の日本就労情報を発信。

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