リクナビ・マイナビの使い方ガイド【外国人版】

外国人向けにリクナビとマイナビの使い方を徹底解説。登録方法、プロフィール作成のコツ、エントリー方法、スカウト機能の活用法、就活スケジュールまで、日本での就職活動に必要な情報を完全ガイドとしてまとめました。
リクナビ・マイナビの使い方ガイド【外国人版】
日本で就職活動をする外国人にとって、リクナビとマイナビは欠かせない就活ナビサイトです。大学卒業予定者の約70%がこれらのサイトを活用しており、2025年時点で日本の外国人労働者数は過去最高の257万人(前年比11.7%増)に達しています。本記事では、外国人が効率的にリクナビ・マイナビを活用するための完全ガイドをお届けします。
リクナビとマイナビの基本情報と違い
リクナビとマイナビは日本の二大就活ナビサイトですが、それぞれ異なる強みを持っています。どちらを使うべきか迷う方も多いですが、結論から言えば両方登録するのがベストです。
| 項目 | リクナビ | マイナビ |
|---|---|---|
| 運営会社 | リクルート | マイナビ |
| 掲載企業数 | 約70,000社以上 | 約63,000社以上 |
| 説明会・イベント数 | やや少なめ | 約3,000件多い |
| 外国人向けサービス | リクナビグローバル | マイナビ国際派就職 |
| 強み | 企業数が豊富・幅広い業界 | イベント充実・大手企業に強い |
| スカウト機能 | あり | あり |
| アプリ対応 | iOS/Android | iOS/Android |
リクナビはマイナビより約7,000社多い掲載企業数を持つため、まだ業界や企業を絞れていない方に適しています。一方、マイナビは合同企業説明会やイベントが充実しており、企業との接点を増やしたい方におすすめです。
外国人向けの登録方法と初期設定
リクナビの登録手順
- リクナビ公式サイトにアクセスし、「新規会員登録」をクリック
- メールアドレスを入力して仮登録を完了
- 基本情報(氏名・学校名・卒業予定年)を入力
- 国籍・在留資格の情報を正確に入力(重要)
- 希望業界・職種を3つ以上選択
- プロフィール写真を設定(任意だが推奨)
マイナビの登録手順
- マイナビ公式サイトまたは「マイナビ国際派就職」にアクセス
- 新規登録フォームに必要事項を入力
- 学歴・語学スキルを詳細に記載
- 日本語能力(JLPT)のレベルを登録
- 希望勤務地・業界を設定
外国人の方は特にマイナビ国際派就職への登録をおすすめします。海外留学生やバイリンガル人材に特化した求人情報や就職支援サービスが提供されており、外国人ならではの強みを活かした就職活動が可能です。
プロフィール作成のコツ【外国人向け】
プロフィールの充実度がスカウトメールの受信数に直結します。履歴書の書き方と同様に、以下のポイントを押さえましょう。
自己PRで強調すべきポイント
- 多言語スキル: 母国語・日本語・英語など対応可能な言語を明記
- 異文化コミュニケーション能力: 日本と母国の橋渡しができることをアピール
- グローバルな視点: 海外経験から得た独自の視点や問題解決能力
- 日本語能力: JLPTのレベル、ビジネス日本語の実践経験
避けるべきNG例
- 日本語の誤字脱字が多い(ネイティブチェックを依頼する)
- 抽象的な表現ばかり使う(「頑張ります」ではなく具体的なエピソードを)
- 在留資格の情報を曖昧にする
2024年卒のデータでは、就活生は平均13.6社にエントリーしています。外国人の場合はやや多めの15〜20社を目安にエントリーすることをおすすめします。
エントリーとスカウト機能の活用法
効率的なエントリー方法
リクナビ・マイナビでは「プレエントリー」と「本エントリー」の2段階があります。
- プレエントリー(情報収集段階)
- 興味のある企業にまず登録 - 説明会や選考の案内が届くようになる - 30社以上にプレエントリーするのが目安
- 本エントリー(応募段階)
- エントリーシート(ES)を提出 - 面接対策を始める - 10〜15社程度に絞り込む
スカウト機能を最大限に活用
リクナビの「オファー機能」やマイナビの「スカウト」は、企業から直接アプローチを受けられる機能です。外国人材を積極的に採用したい企業から声がかかる可能性があります。
スカウトをもらうためのコツ:
- プロフィールの記入率を90%以上にする
- 語学スキルを具体的に記載する(TOEIC○○点、JLPT N○など)
- ログイン頻度を高める(アクティブユーザーが優先表示される)
- 希望条件を幅広く設定する
企業研究と説明会の参加方法
企業研究のやり方
リクナビ・マイナビの企業ページには、会社概要・事業内容・社員インタビューなどが掲載されています。外国人が確認すべきポイントは以下の通りです。
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 外国人採用実績 | 過去の留学生採用数、外国籍社員の割合 |
| ビザサポート | 就労ビザの切り替えサポートの有無 |
| 語学要件 | 日本語レベルの最低要件(N1必須か、N2でも可か) |
| グローバル展開 | 海外拠点の有無、海外出張・駐在の機会 |
| 給与・待遇 | 初任給、昇給制度、福利厚生 |
| 研修制度 | 外国人社員向けの日本語研修やメンター制度 |
合同企業説明会への参加
マイナビの合同企業説明会は全国各地で開催されており、一度に多くの企業と出会える貴重な機会です。外国人向けの専門イベント「マイナビ国際派就職EXPO」も定期的に開催されています。
参加時の注意点:
- リクルートスーツを着用する(日本のビジネスマナーとして必須)
- 企業ブースでは日本語で質問できるよう準備する
- 名刺がなくても参加可能(学生証を持参)
- 事前にサイト上で参加企業リストを確認しておく
就活スケジュールと外国人が注意すべきタイミング
日本の新卒就活には独特のスケジュールがあります。留学生から社会人への就職を目指す方は、以下のスケジュールを必ず把握しましょう。
| 時期 | やるべきこと |
|---|---|
| 大学3年6月〜 | 自己分析・業界研究を開始 |
| 大学3年10月〜 | インターンシップ参加、リクナビ・マイナビ登録 |
| 大学3年3月〜 | 会社説明会開始、プレエントリー |
| 大学4年6月〜 | 選考・面接開始 |
| 大学4年10月〜 | 内定式 |
| 大学4年3月 | 卒業、在留資格変更手続き |
2025年4月卒業予定の就活生調査では、卒業前に内定を得た割合は98.8%という驚異的な数字が報告されています(出典)。しかし、外国人留学生の場合は日本人学生より準備に時間がかかることが多いため、早めのスタートが重要です。
在留資格に関する注意点
- 留学ビザでのアルバイトは週28時間以内に制限されている
- この制限を超えると、ビザの更新時に問題が発生する可能性がある
- 卒業後に就職先が決まっていない場合は「特定活動」ビザへの切り替えが必要
- 内定後は速やかに就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)への変更手続きを行う
リクナビ・マイナビと併用すべきサービス
リクナビ・マイナビだけでなく、外国人向けの求人サイト・転職エージェントも併用することで、就職活動の成功率が大幅に上がります。
外国人向け就活サービス一覧:
- マイナビ国際派就職: バイリンガル・留学経験者に特化(公式サイト)
- 外国人採用サポネット: 外国人の採用・雇用に関する最新情報(公式サイト)
- WeXpats Jobs: 外国人専門の求人サイト
- GaijinPot Jobs: 英語での求人検索が可能
- 外国人向け転職エージェント: 個別サポートで面接対策も可能
また、IT・エンジニアや英語教師など特定の職種を希望する場合は、業界特化型のサイトも確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 日本語がN2レベルでもリクナビ・マイナビは使えますか? A: はい、使えます。ただし、多くの企業ページは日本語のみなので、日本語力の向上と並行して利用することをおすすめします。マイナビ国際派就職には一部英語対応のコンテンツもあります。
Q: 両方のサイトに登録する必要がありますか? A: 強くおすすめします。リクナビにしか掲載していない企業、マイナビにしか掲載していない企業があるため、両方登録することでチャンスを最大化できます。
Q: エントリーシート(ES)は日本語で書く必要がありますか? A: ほとんどの企業では日本語でのES提出が求められます。履歴書・職務経歴書の書き方ガイドを参考に、日本語でのES作成を練習しましょう。
Q: 新卒でなくても利用できますか? A: リクナビ・マイナビは主に新卒向けサイトです。既卒・転職の場合は「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」を利用してください。
まとめ
リクナビとマイナビは、日本で就職活動をする外国人にとって最も重要なツールです。日本政府は外国人労働者の受け入れをさらに拡大する方針で、2025年12月には受け入れ上限を123万人に設定する計画を発表しています(出典)。
成功のための3つのポイント:
- リクナビ・マイナビの両方に登録し、プロフィールを充実させる
- 早めに準備を始め、日本独自の就活スケジュールに合わせて行動する
- 外国人向けサービスも併用して、自分の強みを最大限に活かす
外国人だからこそ持つ多言語スキルやグローバルな視点は、日本企業にとって大きな価値があります。リクナビ・マイナビを使いこなして、理想の就職先を見つけましょう。
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